(1)戴冠式行進曲クラウンインペリアル 作曲 William Walton 編曲 W.J.デュソイト(W.J.Duthoit)
橋紘一先生が秋田南高校に赴任されてから卒業式の入退場にて必ず演奏されていた思い出の曲です。当時の吹奏楽部員のみならず南高校卒業生にとっても忘れられない曲でしょう。
本日は橋紘一先生の卒業式という意味でこの曲を演奏させていただきます。
(2)BWV140 カンタータ[目覚めよと呼ぶ声あり]より4楽章 作曲:J.S.Bach/編曲:A.リード(A.Reed)
紘一先生のお話の中で、今も強く記憶に残っている事のひとつに、「一人よがりになってはいけない」というお言葉があります。音楽に携わる人間は、皆個性が強いのが一般的ですが、強い分と同じくらい謙虚でなくてはいけない、という教えであったと思います。紘一先生のことを思い出しますと、まさに「目覚めよ、と呼ぶ声」が聞こえてくるような気がしてなりません。先生の御霊に、バッハの最も美しい作品のひとつとされるコラールを捧げたいと思います。
(3)マイウェイ 作曲 J.Revaux/C.fransois 編曲 岩井直薄
吹奏楽コンクール全国大会出場に向け一丸となって取り組んでいた当時、定期演奏会では毎回「栄光への脱出」が演奏されておりました。
そして念願の全国大会出場を果たした翌ら、この道をいつまでも歩き続けようということで「マイウェイ」に変わった経緯があります。当時の定番曲で当団の演奏を楽しく締めくくりたいと思います。 |